あいさつ

私たちは、世界中の日本語を学びたいと願う人々を、日本語授業を通して支援する会社です。このための革新の日本語教育法「こんにちは日本語」を考案し、実際の授業で試行・改良してきました。海外の日本語教育学校に提供し、短期間で日本語を習得する教育の実現を目指していきます。個人的な日本語の学習指導要請の希望にも応えてきました。
日本語学習で最も有効な方法は日本語母語者との直接の自由な会話を持つことです。インターネットの普及でシニアが日本語話者として活躍できる宝であることを知りました。シニアが宝になる新しい社会の実現を同時に目指します。


*「こんにちは日本語株式会社がめざすもの」

ことばと共に生まれ育ってきた人の脳は、アフリカから出てアジアを通り流れ着いた極東の地で、日本語を生み出しました。
日本語は豊かな自然と、大海が守る地理的恩恵の下で生み出された固有の文化に守られて、代々に渡って育まれ醸造されてきた稀有な言葉です。
21世紀を迎え、数えきれない数のことばの渦の中で、日本語は燦然と輝き、人類の現在・未来を切り開く豊かな力と可能性に満ちています。それゆえ、日本語を母語に戴(いただ)いた我々日本語母語話者には、日本語で生きる幸運をより深く認識し味わいそして育む、日本語習得を望む世界の学習者を支援する任務があると考えます。
外国語教育では優れた学習方法が生まれ、今日の技術革新時代に容易に共有できるようになりました。今日の日本語教育で特に注目するのは、地球規模に広がった日本アニメ・マンガの人気です。アニメを夢中で観ているうちに知らぬ間に、しかも半年という短期間で日本語を話せるようになった子供や若者が次々と生まれています。しかも驚くべきことは、学校や語学学校といった伝統的な語学教育を受けていない少なくない現象です。彼らは日本語のアニメを楽しむうちに興味が湧き、脳に眠っていた生得的言語能力を引き出しているのでしょう。
 個人での数多くの成功体験を生かす新しい教育の可能性に目覚め、彼らから学び生まれた革新の日本語教育法を『こんにちは日本語』と名付けました。試行実験し改良しながら、日本語学習者たちの支援に努めています。
会社組織にしたのには、新しい教育法『こんにちは日本語』の二本柱である、「日本アニメの活用」と「一対一での(オンラインを含む)日本語母語話者との対話」をはじめ、従来と異なる「正確な聞き取り力の養成」や「音読練習方法」の有効性を再認知し、効果ある方法で提供、公のプロジェクトへと成長させようという意図がありました。約百五十年前、進化論に象徴される科学の爆発期が起こりました。より具体的には「科学を発想することばの革命時代」です。日本語を通して日本文化は人類進化に寄与しています。我々の目指すのは、日本語を担ぐ先駆けになることです。